舌をキレイにするための銅製クリーナー。
アーユルヴェーダでは、舌の掃除が毎日やるべき日課として推奨されています。
朝起きたときに舌の上に白い苔のようなもの(舌苔~ぜったい~)がついている方も多いと思いますが、この舌苔が多い人は体に毒素がたまっている、消化力が弱っていて消化や代謝が十分でない、とアーユルヴェーダでは言うのです。
この毒素(未消化物)が多いと、次のような症状が強くなっていきます。
●お腹がすかない
●便秘や下痢、ベトベトした便が出る
●朝起きた時にだるい
●いつも疲れている・・・等々
つまり、朝起きた時の舌の状態は自分の健康度合いを見る最も簡単な方法と言えるわけです。
そして2017年のアーユルヴェーダ学会では、舌掃除はこの舌苔を確認できるだけでなく、消化力の回復=毒素の減少が見られるという発表もありました。
簡単な舌掃除を習慣にして、日々の健康管理に役立ててください。
【舌掃除のやり方】
タンスクレーパーの持ち手を1つずつ左右の指で軽く持ち、舌をしっかり出して奥にスクレーパーの中心部分がくるようにのせます。
強く押し付けずに、タンスクレーパーの重みをのせるぐらいの力で手前にまっすぐ引いて舌をこすりましょう。
真ん中を最初にこすったら舌苔がどれぐらいあったか確認し、水で洗って、あとは左右1回ずつ程度こすります。
全部で3回から、多くても5回ぐらいまでで十分です。
終わった後は、水洗いして乾かしておいてください。